厳選したカゴ落ち対策ツール3選!カゴ落ちの原因や対策もご紹介!
ECサイトを運営してる方は、商品をカートに入れたのに購入されないと悩んでる方も多いのではないでしょうか。
「カートまで商品を入れたのになんで買ってくれないの?!」
って思っちゃいますよね。
そこで今回は、そんなカゴ落ちが発生する原因や対策と、オススメのカゴ落ち対策ツールをご紹介します。
カゴ落ち対策とは?
「カゴ落ち対策」とは、オンラインショッピングサイトやECサイトにおいて、ユーザーが商品を選択してカートに入れたり、購入手続きを進めたりした後に、最終的に購入手続きを完了せずにサイトを離れてしまう現象を防ぐための施策や手法のことを指します。
カゴ落ちは、ユーザーが商品を選んでいる段階までは興味を持っているものの、何らかの理由で購入を諦めてしまうということを指します。
その理由には、高額な商品価格、不便な購入手続き、送料の高さ、不安定なネットワーク接続などが挙げられます。
カゴ落ち対策は、これらの理由を考慮して、ユーザーが購入手続きを完了することを促すような施策を行わなければなりません。
カゴ落ちするユーザーは業界によっては8割超えるとも言われているので、対策をすることは広告費削減の為にも非常に大切なのです。
カゴ落ちが発生する原因とは
では何故、購入手続きまで進んでいるにも関わらず、購入に至らないのでしょうか。
カゴ落ちが発生する原因はさまざまですが、一般的に以下のような要因が挙げられます。
1.送料
商品の価格に加えて送料がかかる場合、特に高額な場合はユーザーが購入を見送る可能性が高くなります。
これが最後の最後で提示されると、離脱率がより大きくなる傾向があります。
2.登録やログインの必要性
サイトにアカウントを作成したりログインしたりすることが必須だった場合、ユーザーが面倒くささを感じて購入を諦めてしまいます。
3.複雑な購入手続き
前述した登録などの面倒くささと似ていますが、購入手続きが複雑で長く、情報を入力する作業が煩わしい場合、ユーザーが途中で諦めてしまうことがあります。
4.決済手段の不足
決済の手段がクレジットカードだけなど、選択肢が少なくユーザーが利用したい支払い方法が提供されていない場合、購入を見送ってしまうケースは多々あります。
5.サイトが重たい
購入手続き中に中々先に進まないなどの問題が発生すると、ユーザーが後回しにしてサイトを離れてしまい、そのまま忘れられてしまいます。
6.価格比較
ユーザーが複数のサイトやストアで同じ商品の価格を比較するための情報収集でカートに入れてるケースもあるので、どのサイトのカートに入れたのか忘れてしまってるケースがあります。
これらの要因は、ユーザーの購買意欲や購入体験に直接影響を与えるため、オンラインショップやECサイトの運営者はこれらの要因を考慮し、カゴ落ち対策を行う必要があります。
カゴ落ちを改善する為の対策とは
では、これらのカゴ落ちの原因を、どのように対策していけば良いのでしょうか。
カゴ落ちを改善するためには、以下のような対策を取ることが効果的です。
送料の明示と最小化
商品ページやカート画面で送料を明示し、最小限の送料設定を行いましょう。
商品購入を促す為に、最初に送料を記載しないのは、逆に離脱の増加を招いてしまいます。
また、一定金額以上の購入で送料無料とするなどの、条件付き送料無料のキャンペーンを実施することも効果的です。
シンプルな購入手続き
購入手続きが煩雑で長いと、ユーザーが購入を諦めてしまいます。
購入手続きを出来る限り簡素化し、入力項目を最小限に抑えることで、ユーザーがストレスなく購入手続きを完了できるようにすることが大切です。
ユーザー情報を色々と取得したいのは分かりますが、まずは購入してもらう事を最優先に考えましょう。
ゲスト購入の許可
アカウント登録なしで購入手続きを行う「ゲスト購入」のオプションを提供することで、ユーザーの購入意欲を一気に高めることができます。
特に、初めてのユーザーやアカウント登録を嫌がるユーザーにとって非常に有効です。
ですので、「会員登録して購入する」「ゲスト購入する」というのを選択できるようにすると、よりユーザーからすると購入しやすくなります。
特典や割引の提供
カートに商品を入れたユーザーに対して、割引や特典、送料無料などの特典をポップアップで表示することで、購入意欲を高めることができます。
特に限定的な特典を設定することで、ユーザーの即時の行動を促すことができます。
レビューの表示
カートや購入手続き画面で、他のユーザーのレビューや評価を表示することで、商品の信頼性や質をアピールできます。
口コミは購入の後押しにとても効果的です。
サイトのUI改善と軽量化
モバイルデバイスからのアクセスが増加している現在、サイトやアプリのモバイル対応が重要です。
モバイルからもスムーズに購入手続きが行えるようなUIにすることが大切です。
また、サイトが重たく中々先に進めないとユーザーがストレスを感じてしまうので、サイトの軽量化も重要な要素です。
カゴ落ちリマインダーの導入
ユーザーがカートに商品を入れたままサイトを離れると、メールやプッシュ通知などでリマインドする機能を導入しましょう。
これにより、ユーザーに再度サイトに戻って購入手続きを完了させるよう促すことができます。
これらの対策を継続的に試行し、ユーザーの購買体験を向上させることで、カゴ落ち率を低減し、売上の向上につなげていきましょう。
カゴ落ち対策の選び方
どのカゴ落ち対策を進めるかを選ぶ際に、以下のようなポイントを考慮することが重要です。
問題点の分析
まずは、カゴ落ちが発生している具体的なページや原因を明らかにすることが重要です。
離脱が多いページは解析ツールで簡単に調べる事ができます。
その上で、何故そのページの離脱が多いのか、対象ユーザーの購買行動やニーズなどを行動分析し、ABテストなどを通じて、問題点を把握しましょう。
また、本来は見てもらいたいキャンペーンページが見られてないなど、根本的な原因の可能性もあります。
その為にも、自社のECサイトやオンラインストアを利用するユーザー層をよく理解することが重要です。
効果的な対策の検討
問題点を把握したら、それに対処する効果的な対策を検討します。
例えば、カゴ落ちリマインダー、特典や割引の表示ツール、決済手段の変更などが挙げられます。
対策が実装しやすいかどうかも検討ポイントです。
対策を実装するには開発リソースや時間が必要な場合もありますので、実装の容易性も考慮して選ぶことが重要です。
コストと効果のバランス
各対策には実施に伴うコストがかかります。
そのコストと対策の効果を比較し、コスト対効果のバランスを考慮して選択しましょう。
例えば、初期の開発費用が非常に大きい場合、それをちゃんと回収できるのかや、固定費がかかる場合は、それ以上の利益が毎月それによって見込めるのかをしっかり検討する必要があります。
これらのポイントを考慮しながら、自社のECサイトやオンラインストアに最適なカゴ落ち対策を選ぶことが重要です。
オススメのカゴ落ち対策ツール
それではオススメのカゴ落ち対策ツールをご紹介します。
1.chasy.(チェイシー)
特徴
chasy.(チェイシー)は、カゴ落ちしたユーザーにリマインドメールやSMSを配信することが出来るサービスです。
メール原稿もHTML原稿とテキスト原稿の使い分けができ、SMSも非常に高い到達率を誇ります。
レポート機能も充実しているので、どれぐらいのユーザーが、どの段階で離脱しているのかが一目でわかるようになっています。
デザイナーがHTML原稿を作成するので、CTRも非常に高く、無償で原稿の作り変えを何度も行う事が可能です。
最大の特徴は、このようなカゴ落ちツールは、初期費用や月額費用が発生することが多いですが、完全成果報酬型で実施できるので、リスクを抑えて導入する事が可能です。
料金
初期費用:0円
月額費用:0円
完全成果報酬型で実施可能!
2.NaviPlusリタゲメール
特徴
NaviPlusリタゲメールは、カゴ落ちしたユーザーにフォローツールを配信する事が出来るサービスです。
カゴ落ち以外にも、サイトからの離脱や商品をお気に入りして離脱したユーザーへのフォローメールを送ることも出来ます。
商品を購入したユーザーへの再購入促進メールなどの機能も実装されています。
MAツールとして、ECサイトに必要な様々な機能がオールインパッケージになっています。
料金
初期費用:200,000円~
月額費用:35,000円~
3.Cuenote FC カートリマインド
特徴
「Cuenote」というメール配信システムの技術をもとに開発されており、大量の配信にも高速で対応しています。
商品在庫データも連携可能で、在庫情報や商品画像なども自動で取得できます。
メール送信のタイミングは最短15分から設定でき、配信状況や結果、リカバリー状況はリアルタイムで確認することができます。
購入頻度に応じた「上得意様向け施策」や「休眠顧客」の呼び戻し施策など、ユーザーの状況に合わせた高いマーケティング戦略を実施可能になっています。
メール施策を更に強化したい場合にオススメのカゴ落ち対策ツールです。
料金
初期費用:要問い合わせ
月額費用:35,000円
まとめ
カゴ落ち対策ツールは様々な種類がありますが、導入すれば良いというものではありません。
自社の課題に応じて最適なツールを選ぶ必要があるので、まずは原因をしっかり把握しましょう。
逆に、自社にあったツールを導入出来れば、カゴ落ち対策ツールは非常に高い効果を発揮するので、売り上げアップに貢献すること間違いありません!
是非今回ご紹介した記事を参考に、カゴ落ち対策を進めてみてください!