ホームページの制作会社を選ぶ時にオススメの方法と注意すべき点とは
いざホームページを制作しようと思った時に、どの制作会社に任せればいいかは、一番皆さんが悩むところです。
「大手は安心だけど高そう・・・」
「名前知らない会社だと不安・・・」
などなど、悩みは尽きないと思います。
そこで、ホームページの制作会社を選ぶときのオススメの方法をご紹介します。
また、こんな業者はやめた方がいい、という注意点も解説するので、是非参考にしてください。
目次
まずはホームページを作る前に準備も必要!
準備といっても、そんな難しいことではありません。
制作会社に何も決まってない状態で見積りを依頼しても、実際の金額とはかけ離れた数字が出てくる可能性があります。
ですので、最低限の準備はしておいた方が良いです。
以下が見積りを取る前に最低限準備しておいた方が良い項目です。
①ページ数
②掲載するコンテンツの内容
③今後自分たちで更新したいかどうか
④大体の予算
この4点だけです。
準備事項① ページ数
ページ数については、正確に出せていればそれに越したことはないですが、
またボンヤリとしか考えてない場合は、大体これぐらいのページ数にしたい、というぐらいでも構わないです。
準備事項② 掲載するコンテンツの内容
掲載するコンテンツというのは、最低限何を掲載したいのかということなのですが、大体は決めといたほうがいいです。
例えば飲食店であれば、メニューやアクセスの他に、お店の想いや特徴などを掲載したい、などです。
準備事項③ 今後自分たちで更新したいかどうか
自分たちで更新したいかどうかは、お知らせやブログなどの更新の他にも、例えば採用情報で募集要項をちょくちょく変えたいなどです。
準備事項④ 大体の予算
予算についても、ある程度は決めておいた方が良いです。
予算に応じて、そのページ数は無理ですよ、とか、もっとページ数増やせますよ、などの提案を制作会社からしてもらえるので、ある程度は決めておきましょう。
最低限このあたりの準備が出来ていれば、正確な見積りに近い金額は出してもらえると思います。
また、より準備しておいた方が良い項目は以下です。
A:ホームページのデザインのイメージ
B:サイトを作る上でのゴール
準備事項A ホームページのデザインのイメージ
こんなデザインにしたい、というのが決まってれば、より正確な見積りは出しやすいです。
これはもちろん自分たちでデザインイメージを作るのではなく、競合のサイトなどで、こんなデザインにしたい、と提示するだけで十分です。
準備事項B サイトを作る上でのゴール
サイトのゴールが決まってれば、制作会社からコンテンツの提案をもらえるので、見積りが正確になるだけじゃなく、作った後の効果も出しやすくなります。
自分たちでは気づけなかったことなども、やはり制作のプロだからこそ気付ける点はあるので、理想のゴールなどもイメージしておいた方がよいです。
では見積りを取るにはどうすればいい?
ホームページを初めて作る場合には、見積りの取り方も分からないと思います。
もちろん気になった業者に1つ1つ見積りの依頼をするのもアリですが、それだとかなり大変です。。。
ですので、今はいろんな一括見積サイトがあるので、そういうところにお願いするのが手っ取り早いです。
見積りサイトによって違いますが、大体5社~10社程度から見積りが届くので、そこから気に行った制作会社と話をしていけばよいです。
もちろん見積りを取ったからといって、必ず発注しなければいけない訳ではないので、気軽に見積り依頼して良いと思いますよ!
見積りを送ってもらった業者からどうやって選ぶ??
では、実際にお見積りが各社から届いた後に、どうやって選んでいけば良いのでしょうか。
以下を基準にして選ぶのがオススメです。
①費用
②実績
③担当者
選定基準① 費用
費用は、やはり一番大切なポイントになります。
他社と比べて、やたら高い業者、安い業者は避けた方が良いでしょう。
高くても予算の範囲内であれば検討の余地はあると思いますが、10社見積り依頼して1社だけ非常に高いという場合、その会社は自社で作るのではなく、下請けに出してる可能性もあるので、無駄なコストがかかってしまいます。
また、非常に安いという場合も要注意です。
費用は大事とはいえ、出来上がったサイトのクオリティが低ければ、結果的に高くついちゃいます。
ですので、安すぎる制作会社も注意しましょう。
選定基準② 実績
実績についても非常に大切です。
同じ業界で実績がない制作会社は選ばないようにしましょう。
例えば飲食業界に強い制作会社が、美容業界でクオリティが高いサイトを作れるかというと、若干疑問です。
ですので、同じ業界に複数の実績があるかどうかは必ず確認した方が良いです。
選定基準③ 担当者
最後に担当者ですが、実はこれ、かなり大切です。
ホームページの制作は、丸投げして作ってもらうことは比較的少なくて、その都度やりとりしながら作っていくことの方が圧倒的に多いです。
例えばデザインや動きなど、確認しながら進めていくのが一般的です。
ただ、発注する側というのは、基本的にデザインに関しては詳しくない方がほとんどなので、伝える内容もざっくりした内容になることが多いです。
それを担当者が汲み取りながら進めていくので、担当とやり取りする中で、「この人伝わらないな~」と感じると、最終的に良いものは出来上がりません。
ですので、最初に見積りが出てきた時に、質疑応答などのやりとりがあるはずですが、その時に「ちょっと担当微妙かも」と思ったら、そこは避けた方が良いです。
また、最初の担当者が凄く良かった場合に、その方がずっと担当してくれるかどうかも確認しましょう。
発注後は別の担当になります、ってことであれば、「最初の担当良かったのに、次の人が良くない」という事になりかねません。
ちなみに、残念ながらこれはよく聞きます。。。
ですので、担当者との相性もしっかり確認しましょう!
制作会社選びで注意する点とは
逆に以下のような制作会社には注意しましょう!
①契約期間が長い
②月額費用が高い
注意点① 契約期間が長い
契約期間は特に注意しましょう!
最近は減りましたが、契約期間で長い代表例が、リースを組まされる場合です。
初期費用は0円で月額15,000円を5年契約で、などです。
初期費用が0円という点に魅力を感じて始める会社が多いのですが、非常に危険です。
契約期間中は更新も対応すると契約時は言っておきながら、その後は何も対応してくれない事はよくあります。
これは、リース契約はリース会社と契約しているので、制作会社の対応が悪くても、やめることは出来ないのです。
最悪のケースは、リース契約期間に、制作会社が倒産するというケースも多々ありました。
この場合でもリース契約は残りますし、契約終了とともにサイトも無くなってしまいます。
また、リース契約じゃなくても、初期費用0円で月額のみで作成します、というケースもあります。
これも、結局契約をやめたらサイトが無くなる事がほとんどなので、初期費用0円の契約や長期契約は避けた方が良いです。
注意点② 月額費用が高い
月額費用が高いという点ですが、何やってもらってるか分からないけど、無駄に月額費用を払ってるケースが見受けられます。
保守・管理という名目なのですが、実際にホームページの保守管理って、そこまでやる事がある訳ではありません。
極端な話、レンタルサーバーを使う場合は、サーバー会社が保守管理をやってくれてるので、制作会社にお金を払う必要はないのです。
その場合、レンタルサーバーの費用だけなので、せいぜい月に1,000円ぐらいで十分です。
ですので、月に5,000円だとしても、それが無駄になってる事はよくあります。
月額費用が契約に組み込まれてる制作会社も、注意すべき業者と言えます。
【番外編】個人事業主はアリか?ナシか?
一括サイトで見積りを取ると、会社からだけじゃなく、個人で制作をやってる方からも見積りが届くケースがあります。
個人事業主に依頼するのは、どうなのでしょうか?
これは、メリット・デメリットがあるので、一概にアリ/ナシを判断するのは難しいです。
個人事業主のメリット
メリットとして一番挙げられるのが、単純に安いという点です。
会社と比べて、圧倒的に安い見積りが出る事も多々あります。
これは、人を雇ってる訳ではないので、安くできるという強みがあるからです。
個人事業主のデメリット
逆にデメリットとして、クオリティが担保されなかったり、最悪納品されないケースがあります。
これは、個人事業主がダメと言ってる訳ではなく、あくまでもそういうケースがあったというお話になります。
会社であれば、倒産は別なのですが、担当と連絡取れなくなっても会社に連絡すれば何とかなりますが、個人の場合は携帯が通じなくなったら、もう連絡の取りようがありません。
ですので、もちろん一部の方ですが、結局最後まで制作せずに、途中で音信不通になったという話はチラホラ聞きます。
また、一度に色々な案件を受けてしまって、クオリティが低くなってしまってる事もあるようです。
ですので、個人事業主でもしっかりした方もたくさんいるので、判断が難しいところですが、そういうリスクがある事も認識はしておいた方が良いです。
制作会社選びのまとめ
制作会社選びの方法や注意点をご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか?
ホームページの制作というのは安いものではないので、後悔しない選び方をしたいものですよね!
ホームページの制作を考えてる方は、是非参考にしてください!